春の夜長は本を片手に・・・

朝からしとしと雨が降っている。
ここ数日間の暑さが嘘のように感じられるが、明日の運動会は流れるのかしら。

このところ人と会って重い話をすることが続いた。
今日は静かに過ごしたい、と思いながら、ネットで読みたい本をあれこれ検索。
パソコンで県内の図書館めぐりが出来る。
ほしい本があれば、クリック一つで近くの図書館まで持ってきてくれる仕組みになっている。
今はどこでもこうなのだろうか。便利な世の中だ。

図書館にない本や、手元に置きたい本はAmazonで探したり、古本を検索したり・・・・この時間が一番楽しい。
G ガルシア=マルケスの「百年の孤独」が静かなブームだが、重いタイトルといい、ノーベル賞受賞作品というのも敷居が高い。レビューを色々読んで、「予告された殺人の記録」から読み始めることを決意。一応カートに保存。

息子をサッカーの練習に送って行った足で図書館へ直行。
「予告された殺人の記録」はなかったので、イアン・マキューアンの「異邦人たちの慰め」と赤坂憲雄の「岡本太郎の見た日本人」の2冊を借りる。
イアン・マキューアンは「贖罪」が話題になり、映画にもなったらしい。気になる小説ではあるが、何故だか話題になった本は敬遠してしまう癖がある。書店に山済みになったベストセラーもほとんど手に取らない。そしてブームが過ぎた頃にそっと読み始めて、人よりかなり遅れて夢中になったりする。どうも性格がひねくれているらしい。

雨音はだんだん激しくなるが、天気予報を改めてチェックすると、明日は曇りで降水量はゼロとなっている。
運動会の準備をしなくては、と思いながら、借りてきた本を開いてワクワクしている。
by bake-cat | 2008-05-24 22:59 | 一休み

ばけねこです. 美しい自然に囲まれた小さな町で細々と音楽活動をしています


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