古い音源

フランシス・プランテ(Francis Planté)というフランスのピアニストがいた。1839年生まれのこの人の録音が残っているが、現存する録音の中では最も古いものの一つであろう。彼と親交のあったフランスの名高い音楽家、ナディア・ブーランジェは本の中で、プランテはリストが主催したパーティーでショパンに会ったことをプランテ本人から直接聞いた、と話している。こういう話を聞くと、人と人の出会いが歴史の中で脈々と繋がっていくことに深い感動を覚える。



# by bake-cat | 2011-08-12 11:46 | Music

真夏のシネマ

小中学校が夏休みに入り、自転車に乗ったり、プールに通ったりする子供たちの姿を見かけるようになった。息子の中学校は他校に比べて宿題が多いらしい。それでも厳しいサッカーの練習に通うだけでは足りないらしく、川遊びに熱中する毎日だ。週末は炎天下で練習試合があるので、既に顔は一皮剥け、その後も日焼けを繰り返して今では顔や腕が黒光りしている。川遊びや外遊びもサッカーにとっては大切な練習の一部、というのが本人の持論。私はそんな息子を密かに「野人」と呼んでいる。

先日はその「野人」と連れ立って映画館でハリーポッターを観た。全編を観ている訳ではない私は、筋の分からないところは後で野人に解説をしてもらい、なんとか理解した。なかなか迫力のあるフィナーレだったと思う。そういえばかなり前のことだが、ハリーポッターファンだった娘がたどたどしい英語でファンレターを書き、ワーナーブラザーズに送ったことがある。それから半年くらい経ったある日、娘にエアメールが届いた。中には主人公3人のサイン入り(直筆でなはいが)ポートレイトが入っていた。世界中からファンレターが殺到する中、こうして常に丁寧に対応しているのだろうか。しばらくの間、娘は将来、ワーナーズに就職したいと言っていた。

映画の話が続くが、夏休みに入って夕食が早くなった(と言っても8時半くらいだが)ため、3日続けて夜は映画鑑賞となった。1日目は「パーフェクトホスト」。指名手配され、切羽詰った強盗犯人が押し入った家には、一風変わった男性が一人暮らしをしていた。この二人の駆け引きを中心に物語は進んでいくが、どんでん返しを繰り返していく。コミカルな場面もあるけれど、常にひやりとしたものが流れ、主人公の異常な性格を浮き彫りにしていくサスペンス。真夏の夜にはピッタリの映画ではないだろうか。

2日目はぐっと時代を遡って、1938年のヒッチコック映画「バルカン超特急」。特急列車内で突然消えた老婦人を探すミステリー作品。「密室」という設定はいつの時代でもワクワクさせてくれる。それにヒッチコックの映画は、物語のあちこちに謎解きのヒントが隠されているような気がして、目が離せない。見ている人の心をぐっと引き付けるところはさすがヒッチコック。それにしても話の筋とは別に、この映画の古さがやはり色々な興味を駆り立ててくれる。特急列車はもとより、会話、ファッション、タバコの煙が充満したレストラン。そして何よりも驚いたのは、列車の窓から豪快に生ごみを捨てるシーンだ。空き缶ひとつで目くじらを立てる現代にあって、一昔前は豪快に映る。これも真夏の夜にお勧めの作品だ。

そして3日目に見たのは「グレンミラー物語」。夫婦の愛の物語だが、40歳で飛行機事故で亡くなったグレンミラーがもし長生きしていたら、更に名曲がたくさん生まれていたのだろうか。この映画ではグレン本人より奥さんの方が印象深い。肝っ玉母さんで、あんなに懐が広い奥さんがいたら、安心して仕事に集中できるだろうな。それにしても、この奥さん役の女優さんはなかなか魅力的。
# by bake-cat | 2011-08-01 12:25 | 映画

古い看板

f0166114_10152629.jpgいわゆる「旧市街」と呼ばれる地区がある。最近は町の活性化のために少しずつ見直されている地域だ。休日には観光客が多いが、新しい発見もある。久しぶりに散策していたら、古い看板をみつけた。
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この家は看板だけを残して店を畳んでしまったらしい。もともとはお菓子屋だったのだろうか。木のサッシも懐かしい。
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散策を楽しみながら、古い酒蔵を利用した蕎麦屋で昼食。暑い日だったが、エアコンがなくても通り抜けていく風が心地よかった。
# by bake-cat | 2011-07-22 10:35 | 一休み

夏本番

いつもより早い梅雨明けと同時に暑さが復活した。最近PCの機嫌が悪く、おまけにリビングのエアコンは故障中だ。この記事を書いている部屋のエアコンもかなり前から故障していて、暑さによっては立ち入り禁止区域?となる。ブラインドの隙間から向かいの家が見えるが、今話題の緑のカーテンを育てているらしい。見た目も爽やかだが、植物効果で涼しくなるのだろうか。子供の頃、植物がからまる家は不気味に見えたけれど、植物が光を遮って案外、快適に過ごせるのかもしれない。そういえば以前、試行錯誤しながら屋根にタンポポやニラなどの植物を植える家を紹介した本を読んだことがあるので、本棚を探してみた。藤森照信著「家をつくることは快楽である」という本だ。頭上に生えた植物が光を吸収して、2階部分が涼しいような気がする。その後「タンポポハウス」や「ニラハウス」はどうなったのだろうか。
# by bake-cat | 2011-07-10 10:58 | 書籍

さてさて・・・

f0166114_1335638.jpg「リセット片付け」は週1~2のペースで何とか続いている。まだ天井裏とか排水溝とかまでは手が回らないけど、私としてはけっこう意を決して取り組んでると言える。先週は何度かすでに整理した自分のクローゼットを再確認。今回はタンスの中を全部出して、引き出しを拭き、風を通す。そして愛読しているお掃除ブログに従って、絶対に着る服、絶対に着ない服、そしてどちらでもないけど捨てれない服の3つのグループに分けた。着ない服はゴミ袋に直行となり、合格ラインを越した服は色別に整理してみた。

分かり難いけど、上の1枚目の写真は左からピンク、ベージュ系、オレンジ、白となっている。薄い色合いは好まない(叉は太って見える?)のか、ここらへんは少ない。f0166114_1374199.jpg2枚目になると左から茶系、青系、黒となり、ここは充実クループ。内容はTシャツ、タンクトップ、長袖、カットソー、カーディガン等ごちゃ混ぜ状態。でも、こうする方が自分の好みが分かりやすく、朝の支度もスムーズになる。下の写真はグリーン系、パープル、赤、となっている。こうしてみると、パープルや黒が多くて、しかも無地が多い。ボーダーは少しあるけれど、花柄は一枚もない。クローゼットにはブラウスやスカート、パンツ等がぶら下がっているが、こちらも色別に整理した。今流行りのフリルや甘いテイストの服はない。

さて、今回ゴミ袋直行でも、写真のタンスにも行けなかった第3グループの洋服たち。これらは今後の状況次第で運命が決まるというもの。好きだけど着古してしまった物、何となく古いデザインの物、素材が好きでない物たちが、息を潜めて成り行きを見つめている。
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# by bake-cat | 2011-06-24 16:02 | 片付け

ドラッグストア徒然

行動範囲の狭い私が、ちょっぴり癒されるのが・・・・・「ドラッグストア」だ。自宅から6、7分も運転すればお気に入りのA店に着いてしまう。小さな町故にどこに行っても知り合いに会ってしまうが、午前中のドラッグストアはベビーカーを押した若いお母さんがいるくらいで、なかなかの穴場である。ここでは買いもしない化粧品や日用雑貨を見るのが楽しい。ブログ友人が紹介していたマジックソープを見つけたのもここだ。暫くすると、ここのすぐ近くにB店がオープンした。お客さんの奪い合い?薬局の激戦区になるかも、と思っていたら、早速A店は売り場を2階にまで広げ、1階も模様替えをし、真っ向から勝負する構えを見せ始めた。競争は活性化に繋がることを実感した瞬間だ。B店は2方向から光が入るので入口は明るく、清潔感のある空間は居心地が良い。やや店内の照明が明るすぎるような気がするけれど。ここでは主にスポーツドリンクやコンタクト製品などを買っているが、やはり日用品や買わない化粧品を見ながらダラダラ過ごすのが楽しみになってしまった。その後、暫くご無沙汰したA店に戻ってみると、なんとなく活気がない。品物の並べ方にも少し違和感が残った。そのうち、別の地区にあるC店にも行くようになった。ここは広いだけで、雰囲気が好きでなかったが、久しぶりに行ってみると品揃えも良く、引き締まった印象を受けた。お友達に薦められた松山油脂の商品も見つけ、更に嬉しくなった。化粧品も買った。さて、最初のA店だが、最近はまた復活しつつある。お客さんもまた増えてきたのか、店にも元気が戻ってきた。愛用しているマジックソープも種類が増え、リキッドソープも置いてあった。他の店にはない輸入物の品物が並び、見ているだけで楽しめる空間になっている。見ているだけの客は迷惑かもしれないけれど、足を運びたくなる空間作りは大切だと思う。思わず輸入物の芳香剤(バニラ)を買ってしまった。これは息子のサッカーシューズの匂いが充満中の玄関に置いてみた。どちらの匂いが勝つか、その勝負を見守っているところだ。
# by bake-cat | 2011-06-22 11:09 | どうでもいい話

時期

以前はこのブログに頻繁に登場していた息子だが、彼も中2になり、大人への階段を少しずつ登り始めたようだ。小柄なりに背も私に追いつきつつあるし、サッカーに明け暮れる体に昔の「太った」面影はない。先日、久しぶりに学校参観に行ったところ、彼の同級生も皆、ぐっと一回り大きくなっていた。女の子は一足先に成長するが、この時期の男の子の変化は目を見張るものがある。

息子の心は10分で変化するらしい。明るくおどけた調子で話しかけてきたかと思うと、突然黙りこくって返答がなくなる。キャラクターの濃い父親を尊敬しながらも、鬱陶しいと感じているフシもある。何を聞いても「知らん」「分からん」しか答えないと思いきや、突然饒舌になって、友達やサッカーの話を始めたりもする。「平和主義でお人好し」と自己分析しているけれど、批判精神も強い。理不尽なことを言う教師には面と向かって反抗するらしい。

娘は以前、「思春期はトンネルの中で膝を抱えているようなもの」と言っていたが、息子もそのトンネルの中に入る時期なのだろう。ただ娘と違って、時々トンネルを破って出てくるので、まだ風通しは良さそうだ。思春期は麻疹のようなものと聞いたことがあるけど、上手く気持ちを体現出来ず、大人になってから反抗期?を迎えた私としては、やっぱりこの時期は大事な通過点だと納得している。
# by bake-cat | 2011-06-17 08:45 | 思考の散策

6月

庭と呼べるスペースはない我が家だけど、建物の周りに植えている植物たちはいつになく元気一杯だ。昨年は元気のなかったツツジもここぞとばかりに咲きこぼれているし、紫陽花も順番待ちのようにしっかりとつぼみをつけている。雨上がりの昨日はちょっと遠くの町まで車を飛ばしたが、水を張った棚田の凛とした姿に感動した。暑い夏が来るまでのひとときをしっかり味わいたい。

この時期になると何故か生姜が無性に食べたくなる。先日、生姜ご飯を作ったところ、なかなか美味しかったので、翌日も作ってしまった。それにやはり生姜や大葉を乗せた冷や奴。これは食卓には欠かせない一品だ。生姜パワーで季節の変わり目をさらりと過ごしていきたいものだ。
# by bake-cat | 2011-06-14 19:51 | どうでもいい話

夏時間

1ヶ月ぶりの更新。特別忙しかった訳ではないけれど、日課をこなす間にどんどん時間が経ってしまった。暑さ寒さを繰り返しながら、いつもより早い梅雨入り。楽器を置く部屋では除湿機や空調が欠かせない季節になった。

サマータイム導入が論議されているが、密かに導入を期待をしている私。省エネになるかは分からないけれど、朝の涼しい時間帯に学校や仕事が開始されるのは良いことだと思う。それに夜8時半くらいまで仕事をしている私にとっては、まだ明るいうちに終えることができるかもしれないという密かな期待もある。夜、サッカーの練習に通う息子も、太陽の下でボールを蹴る時間が長くなる。それに、若い頃欧米でサマータイムを経験した私は、夜9時近くまで明るい夏の夜に対してほのかなノスタルジーもある。

サマータイムで思い出したのが、留学1年目の夏のこと。サマータイムを知らなかった私はしっかり1時間学校に遅れて登校し、先生やクラスメートに笑われた記憶がある。でもその時はホームステイをしていたのに、どうして誰も教えてくれなかったのかは永遠の謎。いや、もしかしたら教えてもらったけれど、私が「サマータイム」の意味を理解出来なかったのかもしれない。

日本は新しい制度を好まない国なので導入は難しいと思うけれど、日照時間が全く違う夏と冬で時間を変えるのは合理的な発想だと思う。本当は1日の仕事を終えて、ゆっくりと庭で冷えたビールなどを飲みながら日没を体感したいという願いがある。でも、現実はビールを飲める庭は我が家にはなく、おまけに虫が多いので、戸外でゆっくりというのは絵空事の話だけれど。
# by bake-cat | 2011-06-10 20:23 | ひとりごと

経過

寒さと暑さが日替わりで訪れ、大雨が降ったと思ったら、今日は5月晴れ。
ゴールデンウイークは息子のサッカーの試合で明け暮れ、あっという間に終わってしまった。そして、リセットと称した片付けは細々と、時には大胆に続けている。休日には夫と勝手口の大掃除をし、今日はカーテンを洗い、クローゼットを片付けた。ゴミ袋5つ分の不用品を処分。外回りの掃除は体は疲れるけれど、手順を決めておけばそれほどの迷いはない。ところがクローゼットとなると、「思い出」がべったり張り付いたものが次々と登場する。過ぎ去った年月を思い起こさせる物は重い。そしてゴミ袋に入れる瞬間には寂しさと爽快さが同時に現れる。「捨てないで」と駄々をこねる物もあるけれど、一旦ゴミ袋に収まればそれほど問題はないようだ。クローゼットの奥には10年以上前に亡くなった母の私物もまだ結構残っていたが、母が一番似合っていた服1着と愛用のバッグ一つを残して全て処分した。なんだかとてもすっきりした気分になった。とても良い事をしたような気分だ。
# by bake-cat | 2011-05-13 20:22 | 片付け

リセット

腰痛のため一旦中止していた自宅の片付けを再開した。
考えてみるとこの家に引っ越したのは20歳の娘が1歳の時。長い間引越ししてない我が家は当然、長年の垢と埃にまみれている。単発的な片付けや掃除では当然解消できない家の疲れ・・・・それをリセットしようという計画だ。今回は気合が入っている。かなり入っている。かなり・・・・・

当然、毎日大掃除は出来ないので、2~3ヶ月かけ、出来れば夏の初めには終わりたい。不要な物を捨て、日常の掃除では手の回らないところまで徹底的にやりたい。最終的には家中のガラスを磨き、排水管の中を洗い、ワックスがけや、天井裏の掃除までしたいものだ。マメな人なら日常的にやっていることかもしれないけど、ズボラな私が溜めこんだツケは高い。

こういう計画を立てたのには訳がある。もちろんキレイな部屋で気持ち良く生活したいという当たり前の欲求もあるけれど、それだけではない。年齢と共に色々な物が溜まってひたすら重くなる毎日。それは経験という素晴らしい産物もあるけど、ストレスだったり、良い意味でも悪い意味でも引き摺る思い出だったり、限度なく増え続ける物だったり。ここで一旦身軽にならないと、にっちもさっちもいかない所まできているのかもしれない。それに瞬発力はあるけれど、意外とすぐに息切れする自分の性格。エネルギーを持て余しながらも、面倒臭がり屋で気分屋故に物事を達成出来ない自分。そんな自分に挑戦状を叩きつけたいという思いもある。長丁場になるので、気分屋の自分のモチベーションを下げないために、お掃除関係の本を読み、お掃除ブログを読み、ついでにお掃除記録まで付け始めた。私のお掃除バイブルはカレン・キングストンの「ガラクタ捨てれば自分が見える」という一冊。それに愛読しているお掃除ブログも素晴らしい(世の中には自分と同じこと考えてる人っているものですね)

前置きが長くなったが、今週はそれなりに成果があったと思う。それにしても、死蔵品が発する負のエネルギーはすごい。私はこの負のエネルギーがあちこちに充満していることを知っている。そして捨てようとすると、それを引き止めるエネルギーもこれまたすごい。最初はその「戦い」に疲れたけど、最近はずいぶん慣れ、スムーズに捨てれるようになった。かつて愛用した品々。正のエネルギーを放ち、喜びを与えてくれた。でも充分に活用し、お役目を終えた物達には「ありがとう」を言って別れなくてはいけない。それをしないと、新しい旬の物との出会いもなくなるらしい。今週は納戸や洗面所、それに台所の一部を片付けた。その度に大きなゴミ袋いくつものゴミが出る。

以前から片付けを進めると思わぬ贈り物に出会う。最初はお金が出てきたが、先日は2年前に台湾のホテルに置き忘れたと思っていた下着がひょっこり出てきたし、昔パリで聴いたミケランジェリのプログラムや夫が捜していた髭そりも出てきた。こういう再会は嬉しい。自分の「おだてれば木に登る」性格をうまく活用?して、なんとかやり遂げたいと思う。

私が凝り性なことを知っている息子は毎日、「おそうじブログ読んでる?」と声をかけてくれる。今日は「ママはお掃除に凝ってるねー」と呑気に声をかけてきたので、「そのうち手伝ってもらうよ。他人ごとではないんだよ」と言うと、そそくさと退散した。彼の部屋にもガラクタがたくさん溜まっている。
# by bake-cat | 2011-04-30 00:11 | 片付け

穴場

時折訪れる県境の町に出掛けた。私が「心のオアシス」と呼んでいる地域だが、自宅からそう遠くはない。でも峠を越えると空気も景色も変わる。生活の基盤から離れることで頭の中が空っぽになって、心がリセットされる感じがする。大きな旅行は出来なくても、こういう散策は楽しい。

この日はいつもと違う道沿いを走り、ふと目にした蕎麦屋に入った。この辺りは民家も少なく、車もほとんど走っていない。のどか、と言えば確かにのどか。でもこの辺りはどこものどか・・・

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こんな素朴なのれんが嬉しい。雑木林を背に、手作り感満載の木の建物。屋根瓦も使わず、オーナーのこだわりが感じられる。
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中に入ると、建物の半分が吹き抜けになっていて、囲炉裏を囲むようにして客席が設けられている。更に奥にはテーブルが二つ。無駄な装飾がなく、すっきりとした、でもちょっと不思議な空間だ。古民家風と言えばいいのかな。
この店は十割手打ち蕎麦で、薫りの強い玄粉そばと、甘い丸抜きそばの2種類。温かいのと冷たいのがある。
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私が注文したのは温かい玄粉蕎麦。釜揚げうどんならぬ、釜揚げ蕎麦のような感じ。温かい麺を、出汁のきいた麺汁につけていただく。蕎麦粉の香りを楽しみつつ、体を温めてくれる有難い一品だった。蕎麦がきが付いているのも嬉しい。

こういう店はこっそり楽しみたいと思いつつ、色々な人に教えてあげたいとも思う。
また出掛けたくなる店が増えた。
# by bake-cat | 2011-04-19 17:08 | 美味しい話