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束の間の・・・・Tokyo③

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(更に続く)
東京3日目の昼頃、外出する娘と駅で別れた。よくおしゃべりしたと思ったら急に口が重くなったり、相変わらず気分屋の彼女である。駅で、「じゃ・・・」と一言で別れ、振り向きもせず人込みに消えていった彼女を見ながら、10代の頃の更に気難しかった自分を何故か反省した。「あなたは男みたいな性格だ」と母に言われていたが、母も今の私と同じように少し寂しかったのかもしれない。娘のアパートに戻って少し時間をつぶし、荷物をまとめて私も出発した。東京駅で降りた。私は赤い煉瓦の東京駅が大好きなのだが、この日は工事をしていた。駅舎を昔の姿に戻すための改修工事が行われているらしい。荷物を入れるコインロッカーがなかなか見つからず、更に途中で大雨になったが、それでも久しぶりに色々な店を回って楽しむことが出来た。人込みの中の孤独が結構好きなので、こういう時間がもてることが有難い。お気に入りの某インテリアショップでセンスの良さに唸り、本屋で長い時間を過ごした。食料品スーパーではスパイスの種類の豊富さに驚き、美味しそうなチーズやハムの前では足が止まったが、結局この日私が買ったのは2冊の本とインディカ米、レンズ豆、それにキャラメルティーのパックという質素なものだった。インターネットを使えば、地方に住んでいても様々なものが手に入るが、こうして現物を手にとってあれこれ悩みながら品定めする楽しみは得られない。レンズ豆は大好物だが私が住んでいる町では買えないし、インディカ米はカレーやアジア風の炒め物に添えてみたい。しかもこのインディカ米は唯一国内で生産している種類らしい。冷えたビールに合うだろか、とあれこれ想像しながらレジに並んだ。
by bake-cat | 2009-07-06 16:39

東京日記2

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2人のスーツケースだけを無造作に置いた娘のアパートの床に座っている。
カーテンのない窓からは燦々と日が差し込み、時折電車が通過する音が聞こえる。
今朝、ホテルをチェックアウトして、この部屋に引っ越してきたが、まだ家具のない部屋は見知らぬ空間として私達を取り囲んでいる。

今日は手配してある家電や家具の一部が届く予定だし、ガス会社とのアポもある。
ガランとした殺風景な部屋もあっという間に荷物で一般になるだろう。

娘の引っ越しを手伝いながら、自分が親元を旅立った遠い日を思い出すが、「遠い日」という言葉に違和感を感じる程、その記憶は鮮明だ。
私は異国で寮や家具付きの部屋に住んでいたので、身の回りの荷物だけで移動することが出来た。
結婚して住んだ部屋にも全ての家財道具が揃っていて、衣類や本を箱に詰めるだけの簡単な引っ越しだった。
あの身軽さは今思うと懐かしい。
今では家族4人の生活用品で溢れているけれど、自分たちの生活を時々見直して、「身軽」だった頃の気持ちを忘れないようにしたい。
そう考えただけで、足元が少し軽くなるような気がする。

さて、この部屋だが、我が家の東京基地になり、さしずめ娘が管理人という立場になる。
東京出張の多い夫はホテル嫌いなのだが、娘に会うことが楽しみらしい。
娘もパパが来ることが嬉しいようだ。
18歳ともなると、父親を自分の部屋に入れることを嫌がるのが普通らしいが、この2人には当てはまらない。
思春期にひどく抵抗と反発を繰り返した娘だが、あの時期があったからこそ、今があるのかもしれない。
単に娘が成長しただけかもしれないが、彼女から流れてくる新しい風を感じるのが私たちの今後の楽しみでもある。
by bake-cat | 2009-04-04 12:56

珍客

土曜の午前、予定していた仕事がキャンセルになった。先日の事故から復帰した車に乗ってドライブに行きたいと夫が言う。この周辺は行き尽した感があるが、それでも自然が豊かな地域なので、四季折々違った表情を見せてくれる。新しい発見はいつも期待できる。
今日は県境の道の駅に立ち寄り、野菜などの食料を買った。スーパーに比べると信じられないほど安価である。
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私の大好きなゴーヤが90円という安さ。これは夕食の時、トマトチャンプルーとして登場したのだが。それから「白なすび」も買う。あとで調べたところ「白なすび」は本当に真っ白なので、これは違う種類かもしれない。薄いペパーミント色である。どうやって食べようか?
この後、隣県に入り別の道の駅に寄り、蜂蜜と蕎麦を買った。この辺りには蕎麦畑が広がっている。しかしながら蕎麦好きな私達、なかなか「これ」といった蕎麦に巡り会えずにいる。ほっぺが落ちそうなほど美味しい蕎麦が食べたい。

この日の午後、小さな事件があった。
昼食の後、隣の部屋から悲鳴と共に、「動物病院へ行かなきゃ」という子供達の声がする。
動物病院?と思いながら覗いてみると、ピアノの椅子の近くにぐったりした小さな鼠が息も絶え絶えで横たわっているではないか!昔の木造建築なら兎も角、気密性の高いこの家のどこから鼠が入ってきたのだろう。周りを観察してみると、天井に付いているダウンライトの周りに小さな穴がある。どうやらここから落ちてきたらしい、という結論に達した。娘は小さな箱にハンカチを置き、その上に小さな鼠を寝かせて綿棒で牛乳を与え、ティッシュの掛け布団で身体を温めてやっている。ハムスターより可愛いらしい。
正直言って、私は鼠は得意ではない。ハムスターも苦手である。しかしながら、仮にこの子(名前はチーズ)がライトのソケット穴から落ちてきたとして、親はどこにいるのだろう。おそらく天井裏に鼠の家族が棲みついているに違いない。そこからが夫の出番である。長袖のシャツで防備し、軍手をはめて、椅子の上に脚立を置き、天井の中へ潜り込んだ。
「暑い」「狭い」と時折悲鳴が聞こえる。天井裏といっても、物語に出てくるような風情のある屋根裏ではない。単に断熱材が敷き詰めてある狭い空間である。「おおっ」「ああっ」「きゃっ」と悲鳴を上げながら天井裏を這い回った夫が汗だくで降りてきた。中には何もいなかったが、断熱材の中で誰かが寝た形跡?を見つけたらしい。誰??? 鼠の親達が断熱材の中で暖をとっていたのだろうか。「いわむらかずお」の絵本の出てくるネズミ達なら可愛いのだが・・・
その後、鼠のチーズは介護の甲斐なく天国へ行ってしまった。娘は看病疲れでぐったりしている。

夕食の時、夫が「あの騒動は一体何だったのだろう」と呟いていた。
そういえば、道で拾った弱くなったフクロウの面倒をみたことがあったし、迷子になった鳩を名古屋に住む飼い主の元へ送り返したこともあった。
次の珍客は誰なのだろうか?



追伸
次の珍客はどなた、などど優雅に書いたら、な、なんと今日のゲストはムカデでした!
天井を見上げながら鼠を警戒していたら、ピアノの下にムカデが・・・
いったいこの部屋はどうなってるんでしょう。
個人的にムカデに恨みはありませんが・・・・しかし足が多いね、君は!
by bake-cat | 2008-09-07 06:10

地球は長生き

毎日、新聞、テレビ、インターネットからおびただしい数の情報が流れてくる。時間や空間を一気に飛び越えて、リアルタイムで地球の裏側の事まで知ることが出来る時代になった。しかし、山のような情報を前に何をどう信じて良いのか、途方に暮れることも少なくない。また流れてくる情報が真実なのか、否か、または物事の断片なのかそれとも全体像に近いのかも判断が出来ないことがある。

私がどうも釈然としない現象に「地球温暖化」がある。地球温暖化に対して釈然としないのではなく、その報道のされ方に、である。地球が暖かくなっているのは本当らしい。そして温暖化に対する様々な原因や、それがこんなに恐ろしいことにつながりますよ、と言った報道に対して素人の私はその真偽を確かめる術はない。科学に対しても、軍事に対しても素人である限り、一方的に流される情報を聞かざるを得ないのである。そして憤る。時々「何かが違う」と心の声がするが、それを論理的に説明することは難しい。

エコ活動をしている人達が言うセリフに「地球に優しい」という表現がある。地球に優しい・・・?地球に直接尋ねたことがあるのだろうか。それは地球にではなく「自分達に優しい」ことと取り違えているに過ぎない。自分達人間が気持ちよく暮らすための環境作り、ならば納得できるが、それを「地球に優しい」といったフレーズにすりかえるのは自己満足なのではないか。46億年前に誕生したと言われる地球はお腹の中に熱いマントルを内蔵し、もっと暑い時期や氷河期のような寒い時期もあったらしい。タフガイである。更に、どう考えても地球の生理や太陽の生理は人類のそれとは比べることが出来ないほどスケールがデカそうである。昔、よく父が「人類は地球の寄生虫である」と言っていたが、私達があれこれ策を講じて地球をどうこう出来るのだろうか。出来ることは自分達にとってベターな環境作りしかないのではないか。

そして、温暖化。先日テレビである有名ジャーナリストと学者の対談を見た。その学者は温暖化を警告する本を出しているようだが、嬉しそうに「温暖化地獄」を述べていた。何故あんなに嬉しそうにコワイ話をするのか。話し方もやや洗脳的である。彼の仮説が正しいか否かは素人の私は判断できないが、あのような形での問題提起はいたずらに国民に恐怖を植え付けるだけでフェアではない。温暖化ではなく寒冷化を唱えている学者もいるらしい。ならば何故その両方をマスコミは取り上げないのだろうか。何故、冷静な議論をせずに一方方向の議論ばかりに執着するのか。これは環境利権とやらに関係があるのか。多面的な意見でもってあらゆる可能性を検証するような報道をせず、いたずらに恐怖心を植えつけ、同時に「可哀相な白くま」の映像を流し続けて情に訴えるこのやり方は危険である。どうもこの話題に対するメディアや政府の姿勢に「胡散臭さ」を感じるのだが・・・・
by bake-cat | 2008-06-30 17:01

舌鼓

夫(地球外生命体)の誕生日でした。
小さな小料理屋で祝杯を挙げた。

注文したのは
 
 アジのお造り
 なんこつの唐揚げ
 ダチョウの刺身
 あぶら菜と竹の子の天麩羅
 蓮根まんじゅう
 手羽先
 牛筋の煮込み
 ほたるイカの沖漬け
 馬刺し
イベリコ豚のねぎま
 抹茶のアイス
 焼きおにぎり
 生ビール(当然)
 地酒(当然)

こういう珍味を食する時、日本に住んでいる喜びを感じます。
by bake-cat | 2008-05-03 21:49

はじめまして

ヒタヒタヒタ・・・・・ 
時空を飛び越えてしのび寄る「ばけねこ」のしのび足・・・・・・

行動は「しのび足」ですが、性格は直球型。
北の大地で育ったばけねこです。

小さな町で、音楽活動と子育て、夫育てに駆けずり回る毎日。
地球外生命体(夫)、チャーコ(娘)&ベーコン(息子)の四人家族。
心の中にはパリの公園で拾った愛猫(天国在住)が一緒です。

よろしくお願いします。
by bake-cat | 2008-05-03 21:34