実りの秋だが・・・・

実りの秋だが・・・・_f0166114_2211358.jpgこの地域は春に次いで、秋が美しい。
ついこの前までの灼熱地獄がまるで嘘のように、実りの秋が進行中である。あちこちの田んぼで、稲刈りを終えたあとの藁を束ねて干している。干し方にも流儀があるのだろうか。場所によってその違いを感じる。こうして大切に作られたお米をいただくことが、日本人にとって今も昔も変わらず繰り返されてきた、生活の一番根底にある大事な基盤になっていることを感じる。

今日から勤務先の学校の後期授業が始まった。あまり仕事のことは書きたくないのだが、いつも繰り返される不毛な会議には疲労を覚える。きちんと準備されていない資料、場当たり的な内容、ビジョンのない上司、そして意見を全く言わない人達・・・・ 結局、何が大切か、状況をベターな方へ向かわせるために何が必要か、といったことよりも、墓穴を掘らずにだんまりを決め込む方が得策、といったところなのだろう。ああ、限りなくニュートラルな人達。結局、私と私の友人が2人で意見を言い、提案する。それに対して何の意見も言わない同僚達。限りなく続く沈黙と、会議をまとめられない上司。会議は物事を決める場所。プロなら自分の意見言いましょう。
この生ぬるい環境によって、じりじりと自分が精神的風土病に侵されるのでは、と心配である。
自然界は実りの季節であるが、職場はますます後退している。
by bake-cat | 2008-10-03 22:54 | ひとりごと

ばけねこです. 美しい自然に囲まれた小さな町で細々と音楽活動をしています


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