家の中で

天気予報を見る時には故郷の北海道の町をチェックするのが習慣になっている。
すでに雪マークがついているし、最低気温は氷点下。きーんと肌を刺すような冬の寒さが思い出される。それに引き換え、こちらはここ数日間、太陽が顔を出し、日中は15度以上の暖かさである。師走が近づいているが、まだまだ穏やかな天候が続いている。

部屋を掃除したり片付けることで、心の中まで浄化されると聞いたことがあるが、本当にその通りだと思うことが多い。切れた電球をそのまま放置していたり、簡単な雑用を溜めたりしていると、潜在意識の中にじわじわと積もるものがあり、それが自分を疲労させることに気付いたりする。特に紙のゴミは人を苛立たせるらしい。仕事関係の書類、毎日届くダイレクトメールや請求書、広告、子供が学校から持ち帰るお便りやチラシなど、ちょっとでも油断すると紙のゴミはあっという間に増えてしまう。時々エイッと大量に捨てるのだが、今日はその中から図書券とギフト券を発見。自分のだらしなさに呆れたけれど、ご褒美をもらえたような気もした。怠け者でなかなかスタートのエンジンが切れないが、一旦始めるとストップがかけられなくなる。この性格をうまく利用して、片付けと掃除にフル回転したいと思う。次は息子の部屋に山と積まれる玩具に目を付けている。息子は一部の玩具にはまだ執着しているが、彼を説得してあれらを整理したいと狙っている。

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話は変わるが、友人からワインのデカンタをいただいた。時々飲む安い南米ワインがデカンタをすることで、驚くほど美味しくなった。ほんのちょっと空気に触れるだけで、まろやかになることを発見。日常飲むテーブルワインはこれで充分すぎるほどだ、と夫が喜んでいる。大きなガラスのデカンタに収まるワインの姿にもどことなく愛着を覚える。
by bake-cat | 2009-11-28 07:55 | 発見

ばけねこです. 美しい自然に囲まれた小さな町で細々と音楽活動をしています


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